20090922

懐かしいおじさん


セーネンAが、私たちが行きつけだった飲み屋に行きたい、と言うので、店を見繕いました。でも、前回行った店を除くと今でも生き残っているところはほとんどなく。
ある焼き鳥屋は、当時おじさんも結構年だったし、きっともうないよな〜と思いながらもいろいろ情報を集めていたところ、少なくとも去年の10月までは以前とは違う場所で営業しているらしいということがわかりました。

半信半疑でその場所に行ってみると。
この辺り、というのはわかっていても、小さな飲み屋がひしめく界隈で発見するのはなかなか難しい。と、勘のいいセーネンBがちょっと入り込んだところに看板を見つけたのです。
おぉ、以前の店が想像できないぐらい立派な店構え!
ドアを開けると、昔と変わらない姿でおじさんがカウンター内にいました。立派になった分、店の規模としては半分ぐらいになったかな?8人も入ればいっぱいのカウンターのみの店です。

概算で20年ぶりぐらい、ということになるでしょうか。その20年前も5年ぶりぐらいで行き、口の悪いおじさんに「おめー老けたな」と言われたのでした。
今回は、「おじさん、お久しぶりです」と言うと、あっさり「覚えてねーよ」でした。
そりゃそうですね、20年もご無沙汰しては。。。

客は私たちの他に男性の一人客と二人客。客の会話が盛り上がってくると、おじさんは負けじと見ているテレビのボリュームを上げ、酒を飲みながら民放のくだらない番組に大口を開けて笑っています。ああ、ほんとに変わらない情景。
客そっちのけでテレビを楽しんでいるおじさんに、遠慮がちにセーネンBが「マスター、焼鳥できますか?」と聞くと、「おう!ウチ焼鳥屋だからな!」
帰りがけには「おめーおもしろいな!」と言われていました。

男性二人客の隣に座ったチューネンCが、その会話を漏れ聞いたところによれば、彼らも20年ぶりぐらいで来たようでした。みんなおじさんに惹かれて来てるんだなーきっと。
カウンターの中で楽しみながら仕事をするおじさんを見て、この人はきっと元気で長生きする、と思いました。定番のプラスチックざるに入ったぶつ切り生キャベツのお通しが懐かしかったです。

写真はWebカメラにスリスリするハッカ。iBookが揺れます。

☆Web拍手ご返事
しましまバッグの秘密、読みました!
こうださんって魅力的な方ですね。

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